冬の中山寺を歩く

安産祈願で有名な中山寺の境内を出発し台所の神様、火の神様、

荒神さまで有名な清荒神まで歩きます。

早咲きの梅が見られるかもしれない梅園を右に見ながら山道に

入ります。この奥の院への道はソヨゴ、イヌツゲ、アオハダなどの

モチノキ科樹種が多いのが特徴です。

奥の院までの距離は約２㎞で普通に歩けば１時間ですが、

冬ならではの樹皮や冬芽などを観察しながら時間をかけて

ゆっくり上ります。

谷沿いの道から左に折れると尾根筋に一気に上がります。そこは

大阪平野が見渡せる絶好のビューポイントです。このあたりには

コバノミツバツツジが多く、春の開花期は見事な景色でしょう。

近くの夫婦岩を見ながら管理道と交差するあたりまで進み、

そこで昼食を予定しています。

昼食後、シイの樹冠を観察しながら奥の院へ。

奥の院では全国でも数少ないオハツキイチョウを確認し、

トイレ休憩を予定しています。

清荒神への下りはガレ場もあり滑りやすいので注意が必要です。

しっかりした靴とトレッキングポールがあると安心です。