文学部

二つ堂花祭り

  • 摩耶山の歳時記学科 
  • 2013年4月6日(土) ~ 2013年4月8日(月)

  • 女性
  • ファミリー
  • 大人
  • 子供

1421

お釈迦さまのお誕生をお祝いし未来をになう子供たちの成長をお祈りします

             うららかな春の一日   皆様おさそいあわせの上お参りください

 

 

~ 花祭りとは ~

 

花祭りには誕生仏に甘露の甘茶をそそいでお釈迦さまの誕生をお祝いし、あわせて子供たちの息災をお祈りします。

ご参拝の皆様にも甘茶をたむけていただきます。

 

色とりどりの草花を摘んで、誕生仏(お釈迦さまが誕生されたときのお姿)をまつる小さなお堂を飾るので≪花祭り≫

といい、花で飾られたそのお堂を≪花御堂≫(はなみどう)といいます。誕生仏は甘茶をそそがれるので甘茶仏・

灌仏・浴仏ともいい、≪花祭り≫は降誕会(ごうたんえ)・灌仏会(かんぶつえ)ともいいます。

 

≪花祭り≫は四月八日に全国の津々浦々のお寺で広くとり行われています。(五月八日に行うお寺も多い)

 

 

◇ 甘茶かけの由来 ◇

≪誕生仏≫(甘茶仏)に甘茶をそそぐのは、お釈迦さまが誕生された時に、八大竜王が甘露(不死)の雨を

降らせて産湯にしたという故事によります。摩耶山の山頂近くにも「産湯の井」があり、いつも霊水が湧き出て

います。摩耶山に住む八大竜王がその産湯の井の水を汲んで天竺(インド)へ飛び、その霊水を誕生の

お釈迦さまにそそいだという伝説が今に伝えられています。

 

◇ 甘茶とは ◇

「仏の産湯」ともいう。≪花御堂≫の中に安置された≪誕生仏≫に、参詣者が小さな柄杓でその頭上に

そそぐ甘いお茶のこと。<あまちゃのき>または<あまちゃづる>でこしらえた煎じ汁

 

◇ 二つ堂とは ◇

摩耶山天上寺には、お釈迦さまにゆかりの深い二つのお堂があります。この二つのお堂には花御堂を

しつらえて誕生仏をまつります。

 

金堂

お釈迦さまが感得(感成)されたと伝わる秘仏十一面観音を根本本尊としておまつりしています。

 

摩耶夫人堂

お釈迦さまの生母・摩耶夫人をご本尊としておまつりしています。

 

 

開催時間 9:00~17:00
主催者・問合せ先 摩耶山天上寺 TEL:078‐861‐2684
主催者・問合せ先URL http://www.mayasan-tenjoji.jp/

 


当ホームページは、郷土振興調査会の協力を得て制作しております。
※郷土振興調査会とは、兵庫県、神戸市 神戸商工会議所、神戸新聞社で構成し、ふるさと兵庫の繁栄と発展に寄与することを目的として、提言、調査、その他の活動を行う団体です。