秋の兆しを探しに　六甲北奥座敷を散策する

厳しい暑さもやっと峠を越したところです。

観光客の多い街中の喧騒を避けて、静かな古道を目指します。

セミの鳴き声だけが響く涼しい木陰では、古い石垣にも小さな植物や虫たちの世界を垣間見ることができます。

度重なる風雨で紅葉谷の山肌は傷ついていますが、ところどころ人の手により手当てが施されています。

深い緑の合間からゆっくり進むロープウエイも見えます。

有馬の奥座敷をのんびり散策しましょう。

心地よい気分で紅葉谷をゆっくり進むと、小さな東屋が見えてきます。

ここはかつての炭焼きの跡もある炭屋道に上がる分岐点です。

目の前の滝川にかかる小さな橋の手前が本日の終点となります。

腰を下ろして足を延ばすもよし、足を水につけるもよし、目を閉じて自然の音を楽しむもよし(^^♪

川のせせらぎや木漏れ日、虫の羽音・・・五感をフルに働かせると、夏の疲れもどこかへ・・・