六甲山系では、昭和13年の阪神大水害、昭和42年の豪雨災害、平成7年の阪神・淡路大震災など、
幾度となく大規模な土砂災害が発生し、市街地に大きな被害をもたらしてきました。
土砂災害の記録をはじめ、六甲山の森林復興の歴史などが学べるパネル展示や、災害時の降雨体験装置や
土石流実験装置等による災害体験を通じて、来場者の山地災害に関する知識や防災意識の向上を目的として、
「六甲山の災害展」を開催します。
【内容詳細】
(1)六甲山系の土砂災害発生状況のパネル展示
阪神・淡路大震災から30年の節目となる2025年1月17日を迎えるにあたり、
六甲山系における震災時の山地被害状況と復旧状況等をパネルで紹介します。
(2) 六甲山系立体模型の展示
・治山ダムや砂防堰堤の整備状況をリアルに見ることができ、六甲山の緑や市街地を守っていることが
理解できる立体模型を展示します。
・国土地理院等が主催する「第27回全国児童生徒地図優秀作品展」で「国土交通大臣賞」を受賞された作品
「成徳の防災」と題した立体地図を展示します。
(3)土石流模型実験装置等の実演
①2台の土石流模型実験装置(長さ3m、高さ1.5m)により流木・土石流を再現し、家屋や道路の被害の様子を、
治山ダム等が整備されている場合と整備されていない場合で見比べ、災害に対する抑止効果を体感できます。
②降雨体験装置「カッパくん」により、山崩れ等が起きやすい集中豪雨(時間雨量30㎜~100㎜の人工降雨)の
強さや降り方を目や耳で体感できます。
③山腹斜面において、R・R(ロープネット・ロックボルト)併用工法が施工されている場合の山腹崩壊の防止効果を実演します。
④森林土壌を再現した実験装置で、森林のある場合とない場合を見比べ保水力の違いを体感できます。
⑤地すべりや急傾斜地崩壊による土砂災害発生のメカニズムや、対策が施されている場合の防止効果を小型模型により実演します。
(4)配布物
ハザードマップ(神戸市のみ)
開催時間 |
9:30~17:30(入館は16:30まで) |
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開催場所 |
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター西館1階ロビーにて |
料金 |
無料 |
事前申込の有無 |
不要 ※会場にて順次受け付け |
主催者・問い合わせ先 |
兵庫県庁 農林水産部 治山課 TEL:078-341-7711(内線4145) FAX:078-362-3952 E-mail:chisanka@pref.hyogo.lg.jp |
URL | https://web.pref.hyogo.lg.jp/kok10/saigaiten2019.html |