今年で、39回目を迎える冬の伝統行事。近づいてくる厳しい寒さを前に、植物園のアイドル「小便小僧」にマントを着せる行事です。
当園の小便小僧は1962年に和歌山県の画家 故 榎本健二郎氏が息子さんをモデルに制作したもので、日本人の男の子の可愛らしい表情が特徴です。`65年にはベルギー グラン・プラス広場の小便小僧と義兄弟になりました。現在、広場に立っているのは2代目で、初代は映像館に保存されています。
小便小僧が厳しい寒さを乗り越えられるようにと、マントをプレゼントされたのがこの行事の始まりです。例年、公募や学生の方にお作りいただいており、今年は神戸芸術工科大学の学生の方に制作を依頼しました。8月に、約10点のデザイン画を広場で展示し、来園者の投票でデザイン画が決定しました。決定したデザイン画のタイトルは「火の妖精」。赤い帽子付きの暖かそうなマントが出来上がる予定です。制作者によるマントのお披露目の後、先着200名様にキノコ汁のふるまいも行います。温かいスープで体の芯まで温まって、冬を元気に乗り越えましょう!
開催時間 | 13:30~ |
---|---|
開催場所 | 六甲高山植物園 小便小僧広場 |
料金 | 無料(別途入園料要) |
主催者・問合せ先 | 六甲高山植物園 TEL:078-891-1247 |
主催者・問合せ先URL | http://www.rokkosan.com/hana/ |