江戸時代から旧暦2月初午の日に近郷の人々が馬を連れて天上寺に参拝し飼い馬の息災を祈願して花かんざしを馬に飾り、みやげに摩耶昆布を持って帰る、珍しい風習がありました。
今は六甲山牧場から馬を招き、菜の花をお供えし、息災と安全を祈る柴燈大護摩が執り行われる、摩耶山の春山開きの行事です。
11:00~ 天上寺 摩耶詣・御供会
●閼伽御供(あかごくう)
お釈迦様の産湯に使われたという伝説がある産湯の井より閼伽水をくんでお供えする儀式
●菜の花御供(なのはなごくう)
摩耶詣にゆかりの深い菜の花をお供えする儀式
●御馬詣(おんまもうで)
馬が金堂で花かんざしをさずけてもらう儀式
今年は右の写真のミニチュアホースが参加します。
●本尊供(ほんぞんく)
牛や馬の厄除をしたのにちなんで、ペットなど全ての生き物に感謝し無病息災を祈願する法会
※まやビューラインはペットも一緒にご乗車できます。(ケージ等はご用意ください)
11:30 ~ 掬星台 摩耶山春山開き
●摩耶詣で厄を払われたお馬のパレード
花かんざしで飾られた六甲山牧場の木曽馬とミニチュアホースが山伏を先頭に天上寺から掬星台まで行進
●春を呼ぶだんじり囃子の演奏
―五毛御燈会・上野宮西会・篠原中老会―
●摩耶修験回峰行者による柴燈護摩供
摩耶山の春の山開き
●摩耶鍋販売
旧摩耶観光ホテルや摩耶ロッジの名物料理摩耶鍋が復活。灘五郷にちなんだ酒粕汁(限定200食)
開催時間 |
11:00~13:00 ※荒天時は天上寺で縮小開催。(ただしお馬のパレードは中止) |
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開催場所 |
摩耶山天上寺・掬星台 |
交通 |
三宮駅ターミナル前・JR六甲道・阪急六甲より市バス18系統「摩耶ケーブル下」下車 →まやビューライン「星の駅」下車 |
主催者・問合せ先 | 摩耶山観光文化協会(摩耶山天上寺内) TEL: 078-861-2684 |
主催者・問合せ先URL | http://www.mayasan-tenjoji.jp/ |