神戸を代表する六甲山は、明治期のはげ山時代を乗り越え、神戸市民の生活に多大な恵みをもたらしてきた。
六甲山と一口に言っても、山手と海側ではずいぶんその利用や管理の状況に違いがある。
山手においては炭焼きの歴史があり林業活動が今も息づいている。他方、海側はハーブ園やおしゃれなカフェ、都市住民が気楽にハイキングを楽しめるレクリエーション的性格が強い。
実に多様な顔を持つ都市近郊林である。それゆえ、文化を含む環境と経済の両面から、六甲山の利活用や管理を描いていくビジョンが、今求められている。
今回のセミナーは、六甲山の利用現状と課題を包括的に概観した後、人工林整備やカーボンオフセット活動、さらには学校林活動の実態と教育的利用の可能性について報告を受け「私たちの六甲山」のこれからの在り方を考える。
開催時間 | 14:00~18:00 |
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開催場所 | 神戸国際会館9F大会場(http://www.kih.co.jp/access/index.html) |
定員 | 250人 |
対象 | 一般市民、研究者、行政職員など |
料金 | 無料 |
事前申込み | 2月26日(水)~3月23日(水)まで hieer@econ.u-hyogo.ac.jp宛に,標題を「六甲セミナー参加希望」として,氏名と所属をご連絡ください。 |
講師 |
松岡達郎(神戸市建設局公園砂防部 六甲山整備室) 浦上直己(兵庫県森林組合連合会環境ビジネス推進室室長) 三俣学(兵庫県立大学経済学部) |
主催者・問合せ先 |
神戸市西区学園西町8-2-1 兵庫県立大学経済学部 新澤研究室気付 環境経済研究センター |
主催者・問合せ先URL | http://www.econ.u-hyogo.ac.jp/about/hieer-j.html |