終戦70周年記念日を前にしてドイツの演奏家が、平和を祈りコンサート。
子どもたちやお年寄りまで年代を越えての祈り、六甲山の森に響きます。
7月21日(火)は、六甲山幼稚園・小学校の生徒を迎え、六甲山の上美術館で
コンサート&セッションも行います。
開催時間 | 【7月18日(土)】 16:00 ~ 【7月21日(火)】 10:00 ~ 12:00 |
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開催場所 |
六甲山の上美術館「さわるみゅーじあむ」 神戸市灘区六甲山町北六甲4512-80 |
参加費 | 【7月18日(土)】 中学生以上:4000円、小学生以下:2000円 (入館料込み) 【7月21日(火)】 無料(ただし、入館料が別途必要) ※入館料 中学生以上:1000円、小学生以下:500円 |
出演者 | Friedrich Edelmann(Bassoonファゴット) Rebecca Rust(Violoncello チェロ)
【エーデルマン夫妻のプロフィール】 ドイツ出身のバスーン奏者エーデルマン氏は、20世紀最大の巨匠のひとり、セルジュ・チェリビダッケの もとで1979年から1996年までの17年間、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者 を務めた。室内楽においては、カレル・アンチェルのもとジュネス・オーケストラのメンバーを務めたとき出 会った夫人のチェロ奏者レベッカ・ラストとともに、世界各国において、特に欧米・中東・日本を中心に華々 しく活躍してきている。 カリフォルニア生まれのレベッカは5歳から音楽を始め、9歳でチェロを手にした。13歳でメンデルスゾー ン音楽コンクールに入賞。ドイツのケルン音楽大学で学んだ後、イスラエル・フィルのチェロ奏者として活躍。 以降、世界各国でソロチェリストとして数多くの室内楽コンサートに出演し、ジュリーニやチェリビダッケといっ た名指揮者から絶賛された。1992年には東京のサントリーホールで日本デビューを果たす。 夫妻は日本との親交が深く、ミュンヘン・札幌姉妹都市としてのイベントでは度々来日して記念演奏して いる。恩師のコンマ教授が皇太子殿下のご結婚を祝して天皇陛下に献呈された「偉大なる平和の舞曲」を、 1994年、皇居において、両陛下、皇太子ご夫妻はじめ皇族の御前にて初演した。1995年阪神大震災で はいち早く被災地を訪れ、大友直人指揮の東京交響楽団と慰問演奏を行った。1998年、フリードリッヒは、 小澤征爾指揮のもと長野冬季オリンピック・オーケストラのメンバーとして選ばれ第九を演奏した。そして、 2011年の東日本大震災では、ミュンヘンで被災者支援のコンサートを開いて義援金を日本領事館に寄付 し、その後来日して、北海道、東北、関東、東海、関西において犠牲者追悼、被災者支援のコンサートを 実施した。 夫妻は、現代作曲家からも高く評価されており、恩師のカール・ミヒャエル・コンマをはじめ、オトマール・ マーハ、ヤン・ノヴァーク、マックス・シュテルンらが夫妻に作品を贈っている。 |
事前申し込み | 要予約 電話にて受け付け ※定員に達し次第、締め切り |
主催・問い合わせ先 | 六甲山の上美術館 TEL:078-894-2400 |