六甲山のレクリエーションの場としての利用は、1895(明治28)年に、神戸の外国人居留地で貿易商を営むA.H.グルーム氏が、
三国池の湖畔に山荘を建てたことに始まるといわれます。
グルーム氏ら居留外国人たちは、山上でゴルフ場の開設や登山活動などを行い、私費を投じて植林や登山道の整備を行いました。
現在も六甲山系にはカタカナ文字のハイキング道や地名が多く残されています。
今回は秋の装いの準備をした、掬星台からアゴニー坂や穂高湖とシェール槍及び新穂高周辺の自然観察をしながら上高地気分を
感じてみたいと企画しました。
アゴニー坂とは「苦痛」を意味する名前ですが下るので安心です。穂高湖から眺める「シェール槍」は上高地の河童橋から眺める
穂高連峰とそっくりといわれています(シェール槍は急な坂のため希望者のみとします)。
また、明治維新直前に外国人と大名行列とのトラブルが起こるのを避けるため突貫工事で作られた幻の西国街道のバイパスと
いわれた徳川道も一緒に歩いて、たくさんの秋をみつけましょう。
開催時間 |
集合 10:30 解散 15:00頃 |
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集合場所 | 摩耶山掬星台(摩耶ロープウェー星の駅) |
コース | 掬星台 ~ アゴニー坂 ~ 穂高湖 ~ シェール槍 ~ 徳川道 ~ 桜谷道 ~ 掬星台 |
料金 | 300円 |
事前申し込み | 不要 |
講師 | 六甲山自然案内人の会会員 |
主催者・問い合わせ先 |
六甲山自然案内人の会 佐藤 : 080-6172-8518 |