再度公園の裏道を歩く

　鍋蓋山山頂から明石海峡大橋や喧騒の神戸の街を一望し、春を

迎える再度公園の「ちょっとした裏道」を自然観察しながらゆっくりと

歩きませんか。早春の花・黄色のマンサク、可憐なピンク色のウグイス

カグラなどが見られるかもしれません。

　六甲山地の再度山山頂近くにある再度公園（修法ケ原）は「２１世紀

に残したい日本の自然１００選」に選ばれました。また国の登録記念物

に登録された後、２００７年には「再度公園・再度山永久植生保存地・

神戸外国人墓地」の名称で国の名勝にも指定されています。

　再度山の名前の由来は１２００年程前、弘法大師が唐で仏教を学ぶ

前に、この山に登って修行し、帰国後再び登山したため「ふたたびさん」

と呼ばれるようになったと言われています。

　皆さんにはおなじみの場所もちょっとコースを変えるだけ、季節が

変わるだけで違った光景が広がると思います。