所蔵品にドイツ製の自動演奏楽器が多いことから、毎年クリスマスシーズンにドイツのクリスマスを
コンセプトに館内を演出しています。お馴染みのクリスマス・ソングやこの時期に定番のバレエ音楽
「くるみ割り人形」の楽曲を演奏します。また、ドイツのクリスマスに飾られる「お菓子の家」を展示します。
<特集コンサート:バレエ音楽「くるみ割り人形」>
特集コンサートでは、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ
割り人形」をアンティーク・オルゴールなどの自動演奏楽器で演奏
します。クリスマス・シーズンに定番のこのバレエ音楽はドイツの
作家ホフマンによるクリスマスを舞台にした「くるみ割り人形と
ねずみの王様」を原作に作られました。
本年は、当館の所蔵品である自動演奏楽器の演奏とアーティスト
髙橋匡太の照明などによる空間演出のコラボレーションで、「くるみ
割り人形」の物語をお楽しみいただきます。
【開始時間】10:30~16:30の毎時30分から約15分間演奏
【演奏曲目】チャイコフスキー作曲 バレエ音楽「くるみ割り人形」より
“花のワルツ”、“金平糖の踊り” 他
【演奏楽器】・ロッホマン“オリジナル”172型(1904年頃 ドイツ製 ディスク・オルゴール)
・ポリフォン103型(1900年頃 ドイツ製 ディスク・オルゴール) 他
<レギュラー・コンサート>
オルゴールなどの演奏と歴史や仕組みの解説が楽しめるレギュラー・コンサートでは、
賛美歌や定番のクリスマス・ソングなども演奏します。
【開始時間】10:05と11:00~16:00の毎時00分から約20分間演奏
【演奏曲目】賛美歌109番「きよしこの夜」、サンタが町にやってくる 他
【演奏楽器】・ポリフォン54型“ミカド”(1900年頃 ドイツ製 ディスク・オルゴール)
・デカップ・ダンス・オルガン“ケンペナー”(1938年頃 ベルギー製 自動演奏オルガン) 他
<展示:洋菓子コンテスト出展作品「お菓子の家」>
クリスマス・シーズンのドイツでは菓子店をはじめ、商店のショーウィンドーにお菓子の家が飾られます。
こうしたドイツの伝統にちなんで、お菓子の家の展示を行います。
展示作品は、兵庫県洋菓子協会が主催する「クリスマスケーキコンテスト」の「ヘクセンハウス(※)部門」の
今年度出展作品5点(予定)です。
今年59回目を迎えるこのコンテストでは、スイーツの街神戸をはじめとした兵庫県の多くの名店が参加し、
高い技術を毎年競い合っています。
※ドイツ語で「魔女の家」の意味。グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」に登場する魔女の家は
クリスマスに欠かせないお菓子でできているので、転じてお菓子の家を指す
開催時間 |
上記の通り ※開館時間は10:00 ~ 17:00(受け付けは16:20まで) |
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開催場所 |
六甲オルゴールミュージアム |
料金 |
入館料 大人:1030円、4歳~小学生:510円 |
事前申し込み |
不要 |
主催者・問い合わせ先 |
六甲オルゴールミュージアム TEL:078-891-1284 |
URL | https://www.rokkosan.com/museum/ |