クリスマスに楽しむ“ヘンゼルとグレーテル”の世界

六甲オルゴールミュージアムでは、毎年クリスマス・シーズンにドイツのクリスマスをコンセプトに館内を演出しています。

今年のテーマは、グリム 童話誕 生２００年を記念して「ヘンゼルとグレーテル」です。

グリム童話の世界をアンティーク・オルゴールなどの演奏やお菓子の家の展示、絵本などでご紹介します。

■特集コンサート：オルゴールで聴く“ヘンゼルとグレーテル”
グリム童話をもとに作曲された、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」は、欧米ではクリスマスの時期によく演奏される作品です。

今回の特集コンサートでは、このオペラの楽曲をアンティーク・オルゴールなどの自動演奏楽器で演奏します。

■お菓子の家を展示
「ヘンゼルとグレーテル」の物語に登場する魔女が住むお菓子の家は、ドイツやスイスでクリスマス・シーズンに作られる伝統があります。

今回は兵庫県洋菓子協会が主催する「クリスマスケーキ コンテスト」の「ヘクセンハウス※部門」で今年度入賞の作品５点を展示します。今年５４回目を迎えるこのコンテストには、スイーツの街神戸から多くの名店が毎年参加しています。高い技術によってつくられたお菓子の家が、甘い香りと共にオルゴールミュージアムを彩ります。

※ドイツ語で「魔女の家」の意味。転じてお菓子の家のことを指す。