MIDORI塾・第2回目は兵庫県立人と自然の博物館主任研究員の八木剛さんがお越しくださいました。
皆さんは昆虫採集は日本固有の文化とご存じでしたか?
そうです、登場しました。彼らもまちがいなくキラキラした生きものさんです。
でも、中学生を過ぎても昆虫が大好きな子はなかなかどうして少し肩身が狭いようです。
「この子はいつまでたっても虫捕りばっかりして…」
そんな時、「博物館のセミナーに参加してくる!」といえば、堂々と(?)昆虫の世界に
浸れるということで、中学生だけを対象とした「ユース昆虫研究室」というセミナーを開催されています。
網を振るのに夢中になって池にぼちゃん!と落っこちたり、新たな生きものとの出合いを求めて山道をずんずんゆく。
きっと子供たちにとってたくさん笑って、たくましく成長する時間になりますね。
何より子供たちの話をする先生自身も楽しそう!あれ?もしや先生もキラキラした生きものでしたか。
後半は照明を暗くして、蛍のお話をメインに。
ヒメボタル、ゲンジボタル、ヘイケボタル、兵庫県で見られる蛍の点滅を動画で見比べたり、夕暮れ時に撮った背景と、深夜に飛び出す蛍を合わせた幻想的な写真がさらに興味を引き立てます。
どれも、真夜中に、しかも山や森、川に行かなければ見れない、手に入らないもの。
答えも、欲しいものも、簡単には手に入らない。だから、面白い!そんなメッセージも感じながら、あっというまのお時間でした。
次回は、「六甲山で働く女性から見た六甲山の魅力」と題して、森林植物園の中西さん、岡本さんにお話しいただきます。
フレッシュな視点、そして毎日お仕事で通うからこそ感じること…。どうぞお楽しみに!
~ MIDORI塾は財団法人国際花と緑の博覧会記念協会の協力を受け開催いたします ~
<今回のミントサロンの様子が神戸新聞に掲載されました>