【平成26年摩耶詣について】
当日は朝から春の雨と強風が吹き荒れ、残念ながら御馬詣・お馬のパレード・だんじりお囃子・
柴燈護摩・しゅげんくんの参加は中止となりました。
しかし午前11時頃から天上寺にて予定通り、閼伽御供・菜の花御供が行われ、
その後掬星台のあずまやに場所を移し、春山開きの行事が行われました。
春山開きの行事は以下のようになりました。
1、山伏がほら貝をふき、あずまやに入場
2、山伏があずまやから外にむけて破魔矢を放つ
3、摩耶山天上寺僧侶による、山の安全祈願と
馬や参詣者の息災を祈るご祈祷
(あずまやには、六甲山牧場の馬のかわりに、森林植物園より持ってこられた木馬が飾られていました。
それをお馬とみたててご祈祷が行われました)
4、摩耶山天上寺 伊藤浄厳貫主による挨拶と春山開き宣言
5、灘区長 小島由嗣様のご挨拶
6、「摩耶山を守ろう会」会長の玉田はる代様のご挨拶
7、巫女による縁起物の摩耶昆布のお裾分け
あずまやでは、山上施設の物品や摩耶鍋の販売が行われました。
朝から、まさに春の訪れを示すように大変な風雨でしたが、春山開き宣言のあたりからぴたりと雨がやみ、
夜には掬星台で素晴しい夜景が見られました。
荒天のため、あずまやに皆で集まって行事を行いましたが、人が密集していたため、かえって一体感があり、
あたたかみ・面白みがありました。
木馬がリアルで、本物の馬がいるようでよいと評判でした。
区長さまや摩耶山を守ろう会会長さまも荒天のなかお越しいただき、立派な春山開きの行事となりました。