神戸海星女子学院は、60年以上この地域と共に歩んできました。現在大学は1学部2学科、入学定員100名の少人数ですが、地域との繋がりを大切にしています。
まず1年次生は、フィールドワークで学んだ青谷の魅力を、「ひょうごまち歩き」の企画にガイドとして参加することで一般の方々に伝えます。同時期に行われる灘文化軸の秋の総合芸術祭では、学内クラブが合唱・演奏で参加します。学生有志の地域貢献参加は、「六甲ファミリーまつり」や「ルミナリエ」でも積極的です。
また、教員の指導のもと、英語キャリア学科(2014年4月より英語観光学科に名称変更予定)の学生は、小学校の英語の「出前授業」に助手として参加したり、神戸市内の公民館の児童英語教室で「先生」として講座を受け持ったりしています。これは、海星独自の資格としてユニークな「海星キッズイングリッシュプログラム」の一環で行われます。
心理こども学科では、学内に子育て支援の場「母と子のふれあいひろば」を定期的に開設し、地域の子ども達とその保護者との交流を行い、子育て支援を続けてきました。
その他にも教員は、公開講座・生涯教育講座といった学内講座や、神戸文学館・市民センターなどの学外講座を担当し、地域貢献に努めています。